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2025-11-16 更新

No 623 フィジーのゴミ山視察 その1

フィジーのラウトカ市にあるゴミ山へ視察に行ってきました。

フィジー本島には、焼却施設などがなく、「ごみを積み上げる」ための保管場所がいくつかあります。

ラウトカ市の保管場所は、とても広大な敷地が6つのエリアに仕切られていて、一定期間ごとに、保管場所が変わっていくそうです。

地表から、数メートルの高さに積み上げられた山々の光景は圧巻でした。

そして、フィジーのゴミ山では、数千羽の鳩が空を舞う姿が見られます。生ごみを餌として、大量に繁殖しているそうです。

フィジーの国旗にも登場する平和の象徴である鳩と、スケールの大きなゴミ山の初めて見る構図に驚きながら、ゴミ山を視察させて頂きました。


ゴミ山の様子

基本的にゴミは未仕分けです。

ペットボトルなどのプラスティック、段ボールなどの紙、食べ物などの生ごみ、衣料品、日用雑貨、土木工事の土砂やガラ、伐採された樹木などが、ミックスされて、積み上げられています。

フィジーのゴミ山では、数千羽の鳩が空を舞う姿が見られます。生ごみを餌として、大量に繁殖しているそうです。

施設の入り口に大型スケールがあり、トラック毎に、計量できるようになっています。

ゴミを積んだトラックが行きに計量し、ごみを降ろしたトラックが帰りに計量する。

その差分がごみの重量となり、kg 辺りの単価を積算して、ゴミ代金を計算し、支払う仕組みです。計量所の仕組みは、基本的に、日本と同じです。

トラックに積んでいるごみ自体も、特に仕分けられていません。

パッカー車、ダンプ車、アームロール車、平ボディ車など、様々なトラックが次々に到着し、次々にごみを降ろしていきます。

降ろしたごみは、大型のブルドーザーで、端へ端へと寄せられて積み上げられて行きます。

見ていると、段ボールを降ろしたトラックの後に、伐採樹木を降ろし、その上に生ごみを降ろし、それをブルドーザーで端に寄せて、踏み固めているようでした。


分ければ資源、混ぜればゴミ 



よく言われる言葉です。

このゴミ山では、選別によるリユース、リサイクルの工程を経ずに、ただ圧縮し、積み上げて、時間経過により空気と水を抜いて、スペースを確保しているように見えました。


紙だけでもリサイクルできたら。生ごみだけでも焼却できたら。伐採樹木だけでも別の場所で分けて保管できたら。より効率的にごみの圧縮を図れるのに...。と思いますが、現実はなかなか難しいようです。

ただ、このゴミ山でもごみ減量のための工夫がいくつかなされています。

それが、CPRと呼ばれるゴミを選別する人々によるリサイクル活動と、コンポストとへの取り組みです。

コンポストは、市場などからでる野菜などの廃棄物を土と混ぜて発酵させ、養分の高い腐葉土にする取り組みです。入口のあたりで、重機を使ったコンポストの山をいくつか見る事ができました。

作成した腐葉土は、袋詰めにして、販売しているそうです。


ごみから資源を集めて、販売し、お金を得ている人々の事を、フィジーでは、CRPと呼んでいます。

CPR( Collection Pillars of Recycling )とは、「リサイクル品を集めるプロ達」のような意味になります。

他の国では、スカベンジャー、ウエイスト・ピッカーなどと呼ばれている人々です。

ゴミ山では、たくさんのCRP 達が分別作業を行っていました、



CRPの活動内容

ゴミ山の中では、CPR達の休憩所となる仮の小屋がいくつも建てられて、集めた資源を選別したり、休憩している姿をよく見かけました。

ゴミの卸場所と共にCPRの人々と、仮小屋も移動して行きます。
※CPRの方々の活動は、次のレポートでも取り上げます。

ごみを降ろしている量と、CPRの人々の集めている資源の量には、大きな隔たりがあります。
す降ろすごみの量が多すぎて、どんどん積みあがる量が増えます。

日本では当たり前のように回収されている紙、布などの多くの品目が、素材として回収されないため、より体積の増加に拍車をかけています。

日本の資源回収の現場を知っている人からすると、なぜ、まとまった段ボールが古紙回収されないのか?と疑問に思います。

離島であるフィジーでは、島内に古紙の再生工場や、焼却場がなく、仮に島の外へ運搬しようとしても、高い運搬コストがかかり、採算が合わないようです。

そのため、資源リサイクルとして有効活用できそうなパソコン類などもリサイクルされず、沢山廃棄されていて、ごみ山の中に埋もれて行きます。


ゴミ山をなくすためには

将来的に、フィジーのゴミ山を減らしていくためには、焼却炉の建設など大規模なインフラ投資も必要ですが、まずは選別を徹底化する事、リサイクルできる資源を増やすことが、有効だと感じました。

鉄、非鉄、プラスティック、紙類など、適切に分類し回収する効率的な流れを作り、経済的に採算に乗せる事。

樹木、食品廃棄などの有機物とプラスティックなどの無機物の投棄場所を分けて管理する事。

この2つができれば、根本的なごみの減量に繋がると感じました。

私たちは、日本の不用品を海外でリユースする団体なので、学校、市役所などと話をする機会が、良くあります。

例えば、寄付品を配布する際に、ゴミの減量について授業を行ったり、ゴミ拾いイベントを実施するなど、少しづつリユースの意義や方法論などを、伝えていけたらと思っています。

写真で紹介

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