The Report for Kingdom of Bhutan
今回は、アジアのブータン王国 ( Kingdom of Bhutan )からのレポートです。
今回の支援先である、タシガン州(Trashigang)サクテン村(Sakteng)の現地の状況、不足している物などをレポートして頂きました。
このレポートを通じて、ブータンの村での暮らしや問題の一端を知り、日本からの支援品を通じてブータンの問題を解決するための1つの力になれば幸いです。
お住まい : 日本愛媛県松山市
18年前に来日して子育てを行いながら、現在も四国の松山市にお住まいです。日本からブータンの支援活動を行われています。
ここでは、知っているようで知らない、ブータンの情報をまとめています。ブータンのことを知り、生活を知り、課題を知る事で、適切な支援ができると考えています。
また今回の支援先であるタシガン州サクテン村についても、できる限り記載させて頂きました。日本と異なり海外の国では、同じ国でも、民族・言語・衣装が異なる事も多いです。現地の生活や課題などを、まとめてみました。
正式国名は、ブータン王国。その名の通り、王様のいる国で、政治的には、2008年7月18日には新憲法が発布されて以降は、立憲君主制です。王様は、日本でも有名なジグミ・ケサル・ナムゲル・ワンチュク国王です。
ブータン国内ではドゥルックユル(Druk-yul)龍の国と呼んでいます。国旗にも龍が使われているのが印象的です。
位置的には、南アジアの内陸国で、東ヒマラヤ山脈の南側にある山岳国家で、国土の大半が2000m以上の高地です。北は中国(チベット)、南はインドに挟まれた立地です。面積は九州とほぼ同じ約38万km2で、人口は約70万人です。
仏教王国らしく、修道院やゾンと呼ばれる城塞が印象的です。さらに亜熱帯の平原からチョモランマに至る山谷などまで変化に富み、とても美しく印象的な景観で有名です。
ブータンの首都はティンプー(Thimphu)で、ブータンの東側に位置します。メインの空港は、ティンプーから近いパロ国際空港です。日本からの直行便はなく、バンコク経由などになります。
今回の支援先は、ブータン王国の極東、タシガン県にある「サクテン村」です。
サクテンとは「竹畑」を意味します。サクテン村のある地域は、自然保護区として、ユネスコの世界遺産に暫定遺跡として登録されています。イエティ(雪男)の伝説が残る地として、世界に知られています。
サクテンは、西部の首都ティンプーに対して極東に位置するため、パロ国際空港から国内線でヨンプラ空港まで行って、タシガンの町から、移動となります。タシガンから、車で6時間ー8時間かかります。
サクテン村の人口は、約3000人です。伝統的なサクテン村の人々は、高地の遊牧民で、ヤクの放牧により、ミルクやチーズを作り、タシガンの村でお米や塩などの生活必需品と交換する生活を行っていました。
昨年(2022年)に、自動車が通れる道路が整備され、電気が普及しました。それまでは、馬などの移動が主な方法だったそうです。夜も灯油や竹の油でランプをともす生活でした。山を降りるための移動手段としては馬が利用されていました。大切な家畜であるヤクは、高地の生物で暑さに弱いため、移動には不向きです。
現在は、電気のお陰で、インターネットも普及し、お米や塩を扱うお店もできたそうです。学校や市役所、病院( 婦人科、小児科 )、警察もあり、少しづつ便利にはなっています。ただ、病院の先生や設備も不足していて、出産時に十分なケアが受けられず、亡くなってしまう方もおられるそうです。
サクテン村では、高校に行くにしても、働きに出るにしても14歳前後で親元を離れる子供が多く存在します。
サクテン村の小学校は8年制で、卒業したらタシガンなどの学校( 高校や大学 )に行きます。サクテン村からは遠い寮のある学校に入るため、1年に2回くらいしか会えない生活になります。
授業料が支払えなかったり、親への仕送りを行うために、小学校を卒業したらすぐに働く子供も多いそうです。最近は、オーストラリアに出稼ぎに行く若い世代が増えているそうです。
小学校の授業料などは無料ですが、制服や教科書、文房具類などは、自分で支払う必要があります。現金がなく制服や文房具などを変えない家庭も多く、結果として小学校にさえ行くことを断念し、親の手伝いや出稼ぎに行く子供もいます。
今回のレポーターのレキさんは、サクテン村の出身で、弟さんは村で唯一のお店を運営されています。また妹さんは小学校の先生です。
サクテン村への日本からの支援品の配送は、タシガンまでしか届かず、郵便局の局止めとなります。郵便局からサクテン村までは、レキさんの弟さんに車で運んで頂きます。
支援品は、レキさんのご兄弟を通じて、村の人々に平等に配布されます。学校にいけない子供達や、生活が大変なお年寄りには優先的に配布されています。
多くの日本人は「ブータンは幸せの国」だという印象をお持ちの方が多いと思います。この理由を調べてみました。
まず、2011年11月に、ブータン第5国王のジグメ・ケサル・ナムゲル・ワンチュク王が、ジェツン・ペマ王妃と共に、震災後の日本に慰問のため、来日されました。どこの国の元首よりも早かったという事と、国王が若く端正な過渡立ちであり、とても気さくな人柄であったこと、'こころの龍'という有名なスピーチを行われたこと、来日する直前の2011年10月に婚姻されたばかりであるという事から、日本でも大きな話題を呼び、ニュースなどで大きく報道されました。
また、ブータンは、発展途上国ではありますが、2013年の世界幸福度ランキングで北欧諸国に続いて8位になりました。国民の多くが、「 貧しくても、雨風をしのげる家があり、食べるものがあり、家族がいるから幸せだ 」と答えたことから、「 世界一幸せな国」として、世界中で知られるようになりました。
最後に、ブータンは、GNPではなく、国民が実感する幸福度を表す「国民総幸福量( Gross National Happiness = GNH )」を国の政策の中心に置くことで知られています。GNHは1972年、第4代のジグミ・シンゲ国王によって提唱され、「国民の幸福は経済成長よりも重要」との考えのもと生まれました。
以上の3点が、ブータン=幸せの国という印象を根強いものにしています。
レキさんにもお話をお聞きしました。確かにブータンは家族や知り合いを大切にし、譲り合いや助け合いの精神を持つ人が多いそうです。
しかし、モノがあふれている日本はやはり豊かで、幸せに見えるそうです。インターネットが普及した以降、他国の情報を目にする機会が増えて、2019年度版で156か国中95位にとどまって以来、現在ではブータンは幸福度ランキングには登場していません。
禁煙では、失業率が2桁を超え、多くの若者がブータン国内ではなく、オーストラリアを就職先や留学先として選び、流出しています。このことは大きな社会問題になっています。
ただ、その国民性は変わっておらず、チベット仏教の影響により、家族のきずなが強いこ事と信仰心が強い事から、統計には出てこなくても、今でも変わらず幸せの国なのだと思います。
子供達が安心して勉強できる環境への手助けができれば、勉強して知識をつけて、ブータンの将来のために働く人々が増えていくと思います。
ブータンは、距離的には日本からそれほど遠いわけではありませんが、直行便がなく、パル国際空港までの飛行機もバンコク経由での到着となるため、経由・乗り継ぎに時間がかかります。
首都のティンプーが、西部にあるのに対して、今回の支援先であるサクテン村は東部にある為、更に物資の輸送に時間がかかります。ブータン・サクテン村への支援の一番の課題は、物資の輸送です。
途上国への支援を行う場合に、問題になる寄付品の輸送と、安全な分配が問題になります。今回の支援先のサクテン村は、幸いなことに、レポータであるレキさんの弟さんと妹さんが住まれており、車も持っておられますので、サポート体制が整っていると言えます。
そのような状況もあり、サクテン村は、過去に何度か、鉛筆やノートなどの文房具、ピアニカや縦笛などの楽器、長靴や手袋、暖かい服などの支援を受けられたことがあります。
ここでは、支援の現状と問題点、支援の必要性などを、まとめていきます。
レキさんは、子供達への教育支援、親のいない子供達への支援、働き先の少ない高齢者の支援、サポートが十分ではない病院の代わりに介護用品などでの支援などを行いたいと思っておられます。
子供達への教育支援
筆記用具を中心とした文房具や、安心して学業に励むための衣料品( 暖かい服やレインコート )、情操教育に必要な楽器( ピアニカ、縦笛など )を、支援する事で、ブータンの将来に大切な子供達への教育支援を行いたいと思っています。
12歳くらいで働きに出る子供や、国内の就労先が少なくオーストラリアなどへ出稼ぎに出る若い世代がいます。子供の学力を上げていくことは、将来のブータンの経済活性化への基礎の力になります。
親のいない子供達の支援
病院などのサポートが不十分であるため、出産時の事故や病気・けがのサポートが十分に受けられず、片親しかいなかったり、寮親ともに居ない子供たちが常にいます。
施設などはないため、そのような場合、親戚の家で暮らしたりしますが、制服を買う費用が無かったりして、学校に行くことをあきらめてしまう事があるそうです。
そのような子供たちに、制服や学用品、カバンや衣料品をサポートしてあげる事で、頑張って勉強しよう!という意欲に繋がる事を、期待しています。
高齢者の支援
サクテン村の人たちは、ヤクの放牧などを中心とした1次産業を伝統的に行い、町で食べ物や生活必需品に交換する生活を行って来られました。現在は、町で働く人も増え、仕送りで生活する人も多いですが、身寄りも少なくヤクも手放してしまった高齢者の方々は、生活する手段がありません。
福祉施設もなく、国の援助も届きませんので、村のみんなでサポートしていますが、裕福な生活の中でサポートしている訳ではありませんので、誰もゆとりはありません。
衣料品や生活必需品、食べ物などのサポートがあれば、高齢者の方々の助けになります。
レポーターのレキさんは、ご自分のできる範囲でサクテン村へのサポートを行われてきましたが、レキさんの住む松山市のNPO法人アジアキッズケアさんとの縁がきっかけで、何度かアジアキッズさんからの支援を受けられています。
鉛筆やノートなどの文房具、ピアニカや縦笛などの楽器、長靴や手袋、暖かい服、体操服など、アジアキッズさんの支援でサポートを受けました。
その中で、支援品が現地でとても喜ばれる事、継続支援が必要であること、支援物資がまだまだ不足している事など、色々な課題も明確になってきました。
一度に送る事の出来る段ボールは、5-6箱であるため、支援品の物量が足りません。村には3,000人が住み、学校には子供が300人いますので、支援品が常に足りない状況です。
サクテン村に荷物を送る為には、近くのタシガン県の湯便局で荷物を預かってもらい、その荷物を4-5時間かけて、弟さんが車で取りに行く必要があります。そのため、一度に送れる荷物は、車に乗せる事のできる量までとなります。
できれば、年に3-4回でも荷物を送れたら、もう少し支援品が行き渡るので、定期的な支援を行えることが目標です。
鉛筆、ノート、下敷き、消しゴム、定規、色鉛筆、クレヨンなどの筆記用具(文房具)は、子供達への支援としてとても喜ばれます。
どこの国でもそうですが、文房具やランドセルをもらった子供たちは、勉強したい、学校へ行きたいという意欲が強まります。学校でしっかりとした知識をつける事は、その子の将来の仕事に繋がり、その国の将来にも繋がります。
使いかけの鉛筆、クレヨンなど、日本では捨ててしまうものでもサクテンではありがたいと、喜んで使って頂けます。
中古の使いかけの文房具でもごみにしないで、困っている子供たちに送る事で、ごみを減らし子供たちの学習意欲の向上と、勉強する環境を支援することができます。
レインコート、長くつ、手袋などの雨具、防寒具もとても喜ばれます。
高地での生活の必需品です。サクテン村の人たちは、大人も子供も長靴を良く履いています。雪でぬれず、暖かい長くつは生活必需品です。冬はとても寒いので、手袋や靴下も、大変役に立ちますし喜ばれます。
あまりレインコートが出回っていないので、雨や雪が降った時に着れるレインコートがあれば、自分も筆記用具やノートも濡れずに学校にも行けます。
寒い時期が多いので、暖かい服も大変喜ばれます。大人も子供も喜んでくれます。
現在は、ブータンへは未使用の服品のみ送れます。古着は、政府の方針で送る事ができません。なので、未使用で袋入りの衣料品や、タグ付きの洋服やインナーのみ、支援品として送る事ができます。特にヒートテックなどの防寒インナーは、薄手で暖かく、かさばらないため沢山送れますので、とても喜ばれます。
洋服以外の、カバン、帽子、靴、レインコートなどは、中古でも問題はありません。
長い船旅の途中で、文房具や楽器などが破損しないように、段ボールの中での緩衝材としても洋服は使えますので、色々な意味で貴重です。
ピアニカ、縦笛、カスタネットなどの楽器はとても喜ばれます。電力が要らないピアニカは、特に多くの海外の国で、子供たちに喜ばれる商品です。
音楽や数学は、世界共通言語だと良く言われます。人種や民族、宗教や言語、年齢や性別が異なっても、音楽を良いと思う気持ちでは簡単に通じ合えることもあります。
子供たちがピアニカを演奏している様子は、世界のどの地域の子供であってもとても癒されます。
もしご家庭や学校で、不用になったピアニカや縦笛などがありましたら、寄付して頂けないでしょうか?
世界のどこかで、子供たちにお届けしていきます
サクテン村では、子供たちの外遊びとして、サッカーや縄跳びなどが人気があります。
なので、サッカーボールや縄跳びなどを送ってあげると、とても喜ばれます。
医療が十分ではないために、出産時にお母さんが亡くなるケースがあります。お父さんも出稼ぎでいなかったりすると、親戚の元で育てられることがあります。
現在もそういう子供たちがいますが、親族の方も農業や牧畜従事者の場合、村の生活だけではお金がなくて制服や学用品が買えません。そういうことが理由で、学校にも行きづらくなる事があるそうです。
学校の授業料自体は無料なのですが、制服や防寒具、文房具、カバン、娯楽品などは、十分に買えないため、日本からの支援はとても喜ばれます。
雪が深くなる11月終わりから、1月末くらいまでは、学校は冬休みになります。冬の間、子供たちは家のお手伝いをしたりして過ごします。
また、高齢で働けないおじいちゃん、おばあちゃんも居て高齢者の問題も深刻です。働けなくなり、ヤクも居なくなると、ご飯が食べられず、生きていくことができません。施設などは無いので、そんな時は村のみんなで見守ったり、お米を届けたりしているそうです。お坊さんも、お経をあげる際のご供物をシェアしてくれたりするそうです。みんなで、支援しあって生活しているんですね。
私たちは、施設を作ったり、お金を沢山渡したりするような活動はできませんが、日本で不用になっているものを、必要としてくれる人の元に届ける支援を行う事はできます。
1つ1つは小さい活動ではありますが、モノを大切にし、地球環境を大切にし、誰かの役に立ち、笑顔が生まれる活動を継続し、少しづつ大きな輪に繋げて行きたいと思います。
WDRレポートを通じて、セカンドライフが実現したい3つの事をまとめました。
まず最初に私たちのできる事は、できるだけ多くの国・場所での起きている事と課題を掘り起こして公開していくことです。
どんな問題が、世界のどこで起きていて、何を支援すれば問題解決に繋がるのか?を明確にすることから、全てが始まります。私たちは、世界100か国でのレポート作成と継続支援を目指して、行きます。
次に、課題に添った寄付品を丁寧に仕分けて準備し、継続的に支援していくことです。
多くの国で必要とされるものもあれば、その国独自に希望する支援品もあります。希望されるタイミングや時期も異なります。
毎月、今、必要な情報を整理し、支援品を過不足なく準備していくことは大変ではありますが、とても必要な事です。私たちは、丁寧に情報を整理し、丁寧に寄付品を仕分けて、丁寧に梱包し、継続的に支援するための体制を整えています。
それでも問題は常に生じますので、現場からの声を聴きながら、小さな改善を積み重ねて行き、昨日より今日の方が少しレベルが高い日を積み重ねていきたいと思います。
寄付品を送って終わり。ではなく、寄付した品物に対する声なども、どんどん届けていきます。
喜んで頂けた声や様子をお写真、動画、テキストなどでお届けする事や、足りなかった事やもの・課題なども積極的に公開していきたいと思っています。
レポートを通じて私たちが達成したい事です。
World Donation Reportは、世界の国々から、寄付・ボランティア・福祉に関する生の情報をお届けします。
世界のどこかの国で暮らしておられるサポータ様からの、現地の生の声をお届けしていきます。現地の暮らしや環境などをお聞きした上で、現地の問題を解決するためにどのような寄付品が必要か?について、できるだけ深く掘り下げてレポートします。
世界には色々な問題があり、その問題にまっすぐ取り組んでおられる方々はたくさんいます。私たちは、それらの人々の1つ1つの声を受け止めて、「不用品の寄付」を通じて、より具体的な解決策を探し実施していきます。
1つ1つの問題は小さなことに見えても、集まれば大きな世界レベルの問題となります。同じように、目の前の1つの不用品の活用が、集まれば世界レベルの大きな解決策となります。
私たちは、そんな未来を目指して、世界100か国からのレポートをお届けすることを目標にしています。
世界の各地で、色々な問題を抱えておられる皆様がおられると思います。
ぜひ、WDRレポーターに参加して、私たちと一緒に問題解決を目指しませんか?
現地の貧困に苦しむ子供たち、若者の就職・犯罪・薬などの問題、目の前で起きている戦争、そんな過酷な現実もあれば、子供たちの教育・遊びに関すること、ママさんたちの子育て・生活支援に関わること、働く人たちがより豊かに生活できるサポートなど、問題にも大小色々な種類があります。
どんな問題でも、具体的な解決には目の前の小さな1つの行動を積み重ねるしかありません。だから私たちは、問題の大小を差別しません。アフリカで飢餓や戦争に苦しむ子供たちも、豊かな国で子育てに悩むママさんも、同じ1つの問題だと捉えています。
だから、自分の行動で1つの小さな笑顔を生み出したい。という思いさえあれば大丈夫です。ぜひ、一緒に行動していきましょう。
私たちにできることは、「継続的な不用品の寄付活動」を通じて、1つ1つの笑顔を積み重ねて、世界各地の問題の解決に貢献することです。
だから私たちは、世界のどこでどのような問題があるのか。を知りたいと思っています。その問題と解決策を考えて、日本の皆様に知ってもらうこと。まずはそこから始めたいと思っています。
世界の各地で、問題を抱えている皆様、目の前の問題を日本の人々に知ってもらい、援助を得たいと考えている皆様、私たちのWDR( World Donation Report )に、レポーターとして参加しませんか?
大きな団体でも、個人様でも問題ありません。
一緒に、世界の課題を1つづつ、解決していきましょう。
セカンドライフでは、WDRサポーターさんを募集しています
私たちは、モノを届ける事によって、その国の解決する事にチャレンジしています。
しかし、どこの国でも「 物品の輸送コスト 」に関する課題を持っておられます。
そのため、帰国のたびに手荷物で少しづつ持ち帰る。というような草の根運動を行っておられる方が多いです。
セカンドライフでは、この問題を解決するために、下記のお手伝い( ボランティア )を行って頂ける方を募集しています。
支援物資は、セカンドライフで選別し梱包したうえで、WDRサポーター様の下へ、支援品のリスト+写真と一緒にお届けします。
現地の受け取り担当の方と、WDRサポーター様のコンタクトに関しては、当初はセカンドライフの方でサポートいたします。
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行先、交通手段を理解したうえで、持ち込める手荷物の大きさ・重量内ので準備し、WDRサポーター様の下へと宅配便でお届けいたします。
WDRサポーター様は、そのスーツケースと一緒に出国して頂ければ大丈夫です。
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もし、ご興味がありましたら、まずはお気軽にお問い合わせください。
お住まい : 日本愛媛県松山市
18年前に来日して子育てを行いながら、現在も四国の松山市にお住まいです。日本からブータンの支援活動を行われています。
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