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2024-10-02 更新

No 628 アフリカのケニヤにあるキベラスラムからのレポート

アフリカのケニヤの首都であるナイロビには、アフリカ最大と言われるキベラスラムがあります。

ナイロビは、高層ビルの立ち並ぶ400万人の大都市ですが、人口の半分の200万人はスラムにすんでいると言われています。

ナイロビの中心街から、車でほんの15分ほどの距離に、人口100万人のナイロビ最大であり、アフリカ最大と言われるキベラスラムがあります。

今回は、キベラスラムでの生活や仕事について、レポートしました。

ケニアレポート vol. 1 アフリカ最大のキベラスラム ( 211 )



キベラスラム出身で、サッカーで成功したケンティがガイドを務めてくれます

写真 : キベラスラム出身で、サッカーで成功したケンティがガイドを務めてくれます



ケニヤの首都ナイロビにある、アフリカ最大といわれるキベラスラムを視察してきました。

キベラは、ケニヤの首都ナイロビの中心地のすぐそばにある、2.4km2ほどの地域の名称です。

住民の数は、政府でさえも正確に把握していませんが、この地域の中に、100万人の人が住んでいると言われています。さらにその周辺にも、いくつものスラムが存在し、合計で200万人ともいわれる人々が、ナイロビのスラムで暮らしています。ナイロビの人口が400万人ですので、半数が、スラム街で暮らしていることになります。

キベラスラム周辺は、特に治安の悪い地域とされており、外務省のホームページでは、渡航危険レベル2(不要不急の渡航禁止)エリアになっています。日本人に限らず、旅行者だけで訪れる人はいませんし、そもそもキベラスラム内で、住民以外の人は、基本的に見かけません。


スラム内には、仕事がない人も多く、学校に通えない子供も多く、至るところにごみが散らかり、さらにそのごみをあさる人が大勢おり、トイレは数百人に1つの共同トイレしかなく、洗濯の水も十分ではなく、壁にも屋根にも穴の開いたバラックに住む人々が大勢います。

スラムにごみが多い理由の1つが、ごみの集積場になっているためです。多くのスラムでは、ごみを漁る人々の姿を見ることができます。都会で、混ぜられて捨てられたゴミの中から、紙・プラスティック・鉄くずなどの再生可能な資源を拾い出し、まとめて資源問屋にもっていき、kg単位で買い取ってもらっています。

当然、不衛生な環境になり、十分な賃金を得れないその日暮らしの人々が増えて、治安は悪化します。


今回は、キベラスラム出身で、現在は成功してサッカーのプロリーグで活躍するKenthe(ケンティ)とアランに、アテンドをお願いして、キベラスラムを視察させて頂きました。

彼らは、アフリカの子供たちをスポーツで支援する団体であるA-Goalの所属で、 キベラの人々の自立、子供たちの教育支援を行っており、キベラスラムの人々の自立に向けた活動を行っています。旅行会社のツアーなどでの行けない実際のキベラでの生活、食べ物や食堂、工場、学校などを、見せて頂くことができました。

ケンティは、キベラスラム出身の成功者で有名人なため、すれ違う人々も、ご自宅を拝見させて頂いたお母さんも、学校の子供達や先生も、みんなフレンドリーに接してくれましたので、安心してゆっくりと、写真を撮ったり、お話を聞くことができました。


ケニアレポート vol. 2 キベラスラムの生活 ( 214 )



キベラスラムの平均的な住宅。簡素な作りで、雨漏りなども頻繁に発生します。

写真 : キベラスラムの平均的な住宅。簡素な作りで、雨漏りなども頻繁に発生します。



キベラスラムには、100万人と言われる人々が住んでいます。

上下水道などのインフラ整備がされてないので、トイレは公共トイレで、数十世帯で1つくらいの頻度で設置されています。
生活用水は、至る所に水をためるタワーがあり、そこから各地にホースが複雑にひかれていて共同で使用しています。

キベラスラムに住む方のご自宅を訪問させて頂きました。(写真6,7,8)
写真のような住居を、月に20ドル前後で借りて住んでいるそうです。穴が開き、雨漏りしていますが、ここでは普通の事です。

仕事は、ごみを拾って生活している人、物売りや物乞いをしている人、地元で小さなお店をしている人、日雇い仕事などをしている人など、色々な方が住んでいます。

スラムといっても、美容室も食堂も携帯の充電ショップもあり、お店も数多く存在しています。

都市部の成長についていけず、スラムで暮らしている人々の中にも、サポートを受けながら自分の生活を作り上げて、自立した生活を望む人は多くいます。

ちなみに、キベラに限らず、アフリカにはごみが散乱している場所が多くあります。

元々アフリカの人々が出すごみは、食事の残りなど土に還るものが多く、そこら辺に捨てる習慣があるそうです。その習慣のまま、近代のごみが捨てられるとプラスティックなどは土に還らず残るため、あちこちに散乱します。

この状況を重く見たケニヤ政府は、プラスティックごみを減らすため、レジ袋の使用を禁止する法律を作りました。現在のケニヤでは、ビニールのレジ袋を製造する事、販売する事、持ち込むことも禁止です。そのため、買い物をしても紙袋や取っ手のついたきちんとしたバッグが出てきます。



ケニアレポート vol. 3 キベラスラムの人々 ( 212 )



キベラスラムのお店のお母さん。いつも明るく元気です!

写真 : キベラスラムのお店のお母さん。いつも明るく元気です!



キベラスラムで、出会った人々です。

ケンティとアランの友達は、自分の友達だと、皆さんフレンドリーに接してくれましたので、普段通りの笑顔を見せて頂けたと思います。

食堂のお母さん、古着を売っている方、住居を見せてくれた方、路地で遊んでいる子供たち、みんな明るい笑顔で、お話ししてくれて、普段から楽しく暮らしている様子が伺えました。

ケニアでは、2024年3月から全土で大雨が降り続き、4月の末時点で、3万世帯15万人が避難する洪水被害が発生していました。

キベラスラムでも、多くの住居が被害を受けて、モスクや知り合いの家に避難する状況でしたが、キベラスラムは、政府公認の住居ではないため、公的な支援はなく、民間支援に頼る状況です。

このような、普段より厳しい状況下での訪問となりましたが、生活は厳しくても、キベラというコミュニティの中で皆で助け合い、明るくたくましく生活している様子を感じることができました。


余談ですが、ケニアを訪れる人々は、特に空港などへの到着時など、入国作業や言語の違いによる緊張感、自動小銃で武装した軍関係の人々、観光客に声をかけてくる多くの客引きなどに接して、その緊張感を怖さと感じる方も多いと思います。タクシーに乗ったら、窓を閉めて、鍵をかける。などの行為も、緊張感に拍車をかけます。

現地での滞在時間が長くなるにつれ、少しの現地語での挨拶ををきっかけにフレンドリーな笑顔を見れる場面などが増え、ケニアの方のフレンドリーさ、親切さを感じる場面も増えると思います。

私の場合は、ケニアの中でも要注意とされるキベラスラムに、到着翌日に行くことができましたので、早い段階で、ケニア人のフレンドリーさに沢山触れることができて、とても良い経験ができたと思います。

また、キベラスラムには独特の文化があり、「なんでも修理する」ということで有名だそうです。

日本から来た、数10年前くらいの壊れたバスも、ちょっとした電化製品もすべてばらして、器用に直して使っています。

動物の骨を加工して、アクセサリーなどを作る工場もあります。

そのような工場も見学させて頂きましたので、別のレポートでお届けします


ケニアレポート vol. 4 キベラスラムのものづくり ( 216 )



キベラスラムでのもの作りを見学させて頂きました。

写真 : キベラスラムでのもの作りを見学させて頂きました。



キベラスラムでアクセサリーなどの加工品を作っている工場を見学させて頂きました。

牛などの動物の骨を、煮沸・消毒し、サンダーなどの電動工具で、一定の形に加工し、一定のデザインに染色し、その上からニスを塗ることで、光沢を出し強度を高めています。

まだ試行段階で、それほど販路が開拓されているわけではありませんが、今後、ホテルや観光客向けに販売していき、キベラスラム内での雇用に繋げて行きたいそうです。

指輪・ネックレスなどの装飾品、栓抜き・ナフキンホルダー・キーホルダーなどの小物などを作っていました。

アフリカ諸国の問題として、原材料を輸出し、海外で加工し、製品として輸入する。という循環ができており、アフリカに貧困が多い1つの要因となっています。

この工場のように、自国で製品を作り出荷するという流れができることで、多くの人々が自立に向けて進んでいけるようになれば、とても良いことだと思いました。



ケニアレポート vol. 5 キベラスラムの学校の子供たち ( 215 )



キベラスラムの子供たちは、どこまでも明るく元気でした!

写真 : キベラスラムの子供たちは、どこまでも明るく元気でした!



キベラスラムの小学校を訪問させて頂きました。

スラムのど真ん中に、海上輸送コンテナを利用した学校があります。
そこでは、沢山の子供たちが、勉強したり、歌を歌ったりしています。

私たちの訪問に合わせて、練習した歌と踊りを見せてくれました。
とってもかわいい子供たちの様子を、ご覧ください。

残念ながら、学校へ通える子供は全体の4割くらいだそうです。制服・文房具などの学用品が買えず、学校に通えない子供も数多くいます。

セカンドライフでは、そのような子供たちへの支援活動を実施してきます。

この子達の中から、勉強やスポーツ、芸術など、何かで身を立てて、自立した大人になる人が1人でも多く育てばよいなと思います。





■ 関連情報

・ 211 ケニアレポート vol. 1 アフリカ最大のキベラスラム

・ 214 ケニアレポート vol. 2 キベラスラムの生活

・ 212 ケニアレポート vol. 3 キベラスラムの人々

・ 216 ケニアレポート vol. 4 キベラスラムのものづくり

・ 215 ケニアレポート vol. 5 キベラスラムの学校の子供たち

写真で紹介

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