セカンドライフロゴ お問い合わせ お申し込み

認定 NPO法人グッドライフは、寄付の見える化に挑戦中!

セカンドライフロゴ お問い合わせ

認定 NPO法人が、寄付の見える化に挑戦中!

2026-03-11 更新

No 430 タイとカンボジアの軍事衝突とカンボジア難民について


ここでは、2025年11月時点での、タイとカンボジアの軍事衝突について記載します。

タイとカンボジアの紛争の経緯



タイとカンボジアは、総延長で800キロを超える国境線で接しています。
その国境線は、1904年にフランス領だったカンボジアと当時のシャム王国との間で、引かれたものです。

その国境線の上に、ヒンドゥー教のシバ神を祭るクメール様式の寺院で、現在、世界遺産登録されているプレアビヒア寺院があります。

この、「プレアビヒア寺院」の帰属をめぐり、タイとカンボジアは、長年対立してきました。

2013年には、国際司法裁判所(ICJ)が、寺院と周辺の土地は、カンボジアの一部だと認定しましたが、タイ側は「二国間で解決すべき問題だ」として判決を受け入れませんでした。

このような背景の中で、2025年5月末に、両軍による銃撃戦が勃発し、争いが激化し、7月末には、砲撃や空爆を行う事態にまで発展しました。

ASEANの仲介で、紛争は5日間で終結しましたが、約40名が死亡し、カンボジア側で約20万人の避難民が発生する事態となりました。

タイに出稼ぎに来ていたカンボジア人の多くは、カンボジア国内に戻らざるを得ない状況となり、貧しい多くの人々が、カンボジアの国内避難民キャンプなどに避難することになりました。


カンボジアの難民(IDP)の歴史



戦闘が起きた地域は、農村部や小さな集落が点在する場所で、住民の多くは農業で生計を立てていました。砲撃や銃撃が始まると、住民は突然自宅を離れざるを得なくなり、数万人規模の人々が安全な場所へ避難しました。特に被害が大きかったのは、カンボジア北部とタイ東北部の国境沿い地域です。

この人々の多くは「難民(Refugee)」ではなく、「国内避難民(IDP)」でした。
彼らは国境を越えて他国に逃れたのではなく、同じ国内の別の地域へ避難したため、国際法上の難民には該当しませんでした。その結果、国連難民機関(UNHCR)による難民キャンプの設置などは行われず、自国政府や地方自治体、赤十字などによる一時的支援が中心となりました。

避難した人々は、学校や寺院、公共施設などに身を寄せ、食料や水、医療支援を受けましたが、生活環境は厳しく、収入源を失った状態が長く続きました。また、地雷や不発弾の危険が残った地域もあり、戦闘が収まった後もすぐに故郷へ戻れない人々が存在します。

2013年に国際司法裁判所が判断を示し、軍事的緊張が緩和されると、多くの避難民は徐々に帰還しました。しかし、家屋や農地が破壊されていたり、生活再建に時間がかかったりするケースも多く、紛争の影響は戦闘終了後も長く残りました。



2025年時点でのカンボジアの難民( IDP )



2025年に再燃したタイ・カンボジア国境紛争では、武力衝突によって多くの住民が自宅を離れざるを得ない状況になり、国内避難民(IDP)が数十万人規模で発生しています。カンボジア政府のデータでは、国境沿いだけで約33万人が避難生活を送っており、うち約24万人が臨時避難所で生活していると報告されています。さらに一時的に避難した人数を含めると、最大で約60万人規模の避難者が発生した可能性があるとされています。

支援については、国連機関、国際NGO、市民団体などが複数の支援を同時に行う体制が整えられており、世界の支援団体が活動を展開していますが、実際に現地に行くと、公共トイレ、上下水道などのインフラは整っているものの、食事が不十分であったり、学業への支援が不足していたりする現状を見る事ができます。

多くの人に話を聞くと、一時避難のつもりでキャンプにいるが、実際には、避難が長期化する懸念が大きいようです。

多くの人々は紛争の影響で家屋や学校、医療施設が被害を受けたため、すぐに自宅へ戻れない世帯が残っており、帰還は難しいです。2026年初頭の時点でも40万人以上が避難状態にあり、特に子どもや妊婦、障がい者など脆弱な人々への保護・支援が引き続き必要とされています。

セカンドライフでは、定期的に、カンボジアのIDPへの学用品支援などを行っていきます。


■ 関連情報

・ 643 カンボジア シェムリアップの難民キャンプ

写真で紹介

関連記事

「カンボジア」の関連情報

185 カンボジア プノンペンの孤児院 vol.4 おもちゃの寄付
185 カンボジア プノンペンの孤児院 vol.4 おもちゃの寄付
  • 2025/07/12
  • #カンボジア
  • #孤児院
  • #SDGs Goal 12
  • #おもちゃ,スポーツ,ぬいぐるみ
188 カンボジア プノンペンの孤児院 vol.3 ランドセルの寄付
188 カンボジア プノンペンの孤児院 vol.3 ランドセルの寄付
  • 2025/07/10
  • #カンボジア
  • #孤児院
  • #SDGs Goal 12
  • #ランドセル

世界中で不用品の寄付を笑顔に変える活動

セカンドライフは、日本でもう使わなくなったもの(不用品)を、日本を含む世界中で、再利用する活動を行っています。

日本で、ごみにされている不用品の多くは、海外ではまだまだ使える宝物です。

不用品は捨てればゴミにせず笑顔に変える活動に、あなたも参加しませんか?

セカンドライフは、認定 NPO法人グッドライフが運営しています

セカンドライフの活動に対するご意見、取材申請、講演依頼、コラボレーションのご相談などは、認定 NPO法人グッドライフまでよろしくお願いいたします。

  1. >> NPO法人グッドライフの団体概要
  2. >> 寄付の見える化とは?
  3. >> その他の記事を見る

セカンドライフの寄付活動を、SNSで紹介しています。

私達の寄付活動の内容は、「寄付の見える化」としてお写真やビデオで、公開しています。ホームページだけではなく、インスタグラム、Youtube、LINE などで情報を配信しています。よろしかったらぜひ登録して下さいね!

  1. >> セカンドライフ インスタグラム
  2. >> セカンドライフ YouTube
  3. >> セカンドライフ 公式LINE

運営

NPO法人グッドライフ

NPO法人グッドライフロゴ

〒575-0021

大阪府四條畷市南野6-10-11

お問い合わせ

お申込み

友だち追加

Copyright © 2010 SecondLife All Rights Reserved.

-- GL --