No 422 湖上の街 カンポンプロ vol 1 東南アジア最大の湖 トレンサップ湖
カンボジア王国 トレンサップの学校の
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カンボジアの世界遺産「アンコールワット」があるシェムリアップの街には、トレンサップ湖という東南アジアで最も大きい湖があります。
この大きな湖は、雨季と乾季で水量がかなり変わります。乾季でも琵琶湖の4倍の大きさがありますが、雨季になると面積が6倍に達して、なんと琵琶湖の24倍という大きさになります。
これは、日本で北海道の次に大きい都道府県である岩手県とほぼ同じ大きさです。
トレンサップとは、大きな川という意味だそうです。
湖の水の大部分は、アジア最大の川であるメコン川の支流なのですが、トレンサップから首都プノンペンに流れる川はトレンサップ川と呼ばれています。
首都プノンペンでメコン川と合流し、カンボジアからベトナムに抜けて、南シナ海に流れ込んでいます。
ちなみに、メコン川は中国のチベット辺りからベトナムまで約4300mの長さを持ち、東南アジアで最も長い川です。
ラオスの首都ビエンチャン、カンボジアの首都プノンペン、ベトナムの元首都ホーチミンを経由しており、クメールやアンコール王朝など、沢山の文明の礎となりました。
下流のベトナムでは、昔から国を持たない海遊民族が、船上で漁を行いながら暮らしており、その民族の一部が、メコン川を遡って、首都プノンペンやトレンサップ湖の辺りまで遡ってきて、漁生活を行っていた歴史があります。
その子孫たちが、今でもトレンサップ湖や支流の川べりに家を建てて、定住しています。プノンペンの川で暮らすボートピープルたちと同じ祖先で、同じ民族です。
水と共に生きる民族で、魚を取って生計を立て、通学も船で行っている人が多くいます。
ですが、昔ながらの漁生活では、豊かな暮らしは難しく、多くの人々が貧困の中で暮らしています。
私達は、トレンサップの村や学校を訪問し、現状を視察してきました。
アンコールワットのある町中から車で、1時間程度移動し、ジャングルを通り抜け、赤茶けた土の道を進み、トレンサップ湖の支流の川べりにある船着き場に到着します。
小さな船に乗り換えて、川を進むと、マングローブの林の中で、漁をしている地元のおじいさんと出会いました。何十年もこの地で漁をしながら暮らしてきた人々は、慣れた手つきで船を操り、魚を獲っています。
さらに進むと、川幅は大きくなり、やがて海のようなトレンサップ湖に出ます。湖上に出ると、360度見渡しても陸は見えません。さらに湖を進むと、船上のコンビニエスストアのような飲み物やスナックを販売している商店にも出会いました。
再度、支流の川に進み、目的の湖上の学校のある町に到着することができました。
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