No 257 インド アジア最大のダラビスラム vol.2 プラスティック再生ストーリー
インド共和国 ムンバイのスラムの
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ダラビスラムでは、数名の従業員が働く小さな工場が数多くあり、多くの人々が働いています。
その中でも一番産業として大きいのが、プラスティックの再生に関わる仕事です。ちなみに、2番目が衣料関連の仕事だそうです。
プラスティックと言っても、色々な種類があります。ペットボトル、ビニール袋、家電製品の筐体、おもちゃ、その他様々な種類のプラスティックなどなど。
今回は、このプラスティックの再生の仕事の1つをレポートします。
1)まず、これらのプラスティックを集めてきて、色別に分けます。
2)次に、色別に分けたプラスティックを、機械で粉々にして粉末状にします。
3)粉末状にしたプラスティックを溶かして、シート状にして生地にします。
4)生地になったプラスティックを縫製して、レインコートに仕上げます。
このように、細かい工程に分かれていますが、それぞれの工程毎に工場があり、従事している人がいます。
職能ごとに給料は異なり、例えば、プラスティックを仕分ける簡単な工程の場合、日当で300ルピーほどが相場です。1日に12時間くらいは働きます。日曜日に半日休む以外は、基本的に休みはなく、毎日働くそうです。
縫製など、技術の必要な仕事になると、500-600ルピーに給与が上がります。
写真の工場で働いている人々は、その工場の2階などに住み込んでいます。家賃と1日2度のご飯代は、オーナーが支払うので、贅沢をしなければ、工賃のほとんどをためる事ができます。
貯めた賃金は、別の場所に住んでいる家族に渡したり、自分の仕事の準備金として貯金したりする人が多いそうです。
低賃金、重労働で、衛生環境も良くない仕事ですが、インドの産業はこのような人々に支えられているのが事実です。