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2024年07月19日 更新

タンザニアのサラハウス支援

エイズで両親を失ったり、虐待や育児放棄、生活で余裕がなく家を出された孤児を預かって支援を行っている孤児院です。ストリートの10代のお母さんが、子供を育てられず、預けに来ることもあるそうです。

このハウスのママであるステラさんが、ボランティアで子供たちを預かる活動を続けていて、長年の活動で信頼を得て、政府からも孤児の預け入れを頼まれるようになったそうです。

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タンザニアの孤児院 サラハウス その1 サラハウスのご紹介

タンザニアの孤児院
タンザニアの孤児院 サラハウス その1 サラハウスのご紹介

サラハウスは、キリスト教会である、YWAMの敷地内にあります。
ステラさんが始めた孤児院で、現在は80名ほど在籍しています。

親が死んだり捕まったりして親のいない子供、ドメスティックバイオレンスから逃げてきた子供、捨てられた子供など、
様々な背景の子供たちがいます。

みんな元気に遊んでいますが、やはり心のどこかに傷を抱えています。
入所当時は、暗い子が多いそうですが、3か月くらいたつとなじんで、明るく過ごしているそうです。

今は、支援の輪が広がって、特に食料はあまり不足しなくなったそうですが、以前は食料が常に不足していいて、ご飯を食べれない日もあったそうです。

一番長いときは、5日ほど、何も食べられずお祈りをして過ごしたそうです。

現在は、基本的な食料は足りているそうです。ただ、お肉などはあまり食べられず、主食のウガリ(トウモロコシをお湯で練ったもの)と豆のスープなどの野菜が基本です。

なので、今回は、ランチにみんなが好きだというチキンを買っていきました。

生活物資は、常に不足しています。事前に女性ものの下着、バッグ、おもちゃ、シーツなどの要請を受けており、
出発前にゆとりを見て、段ボール2箱分のバッグや女性下着を送ったのですが、税関で足止となり期日までに届きませんでした。

理由は、正確にはわかりませんが、内容の検査が必要とのことです。

海外の特にアフリカではよくある事ですが、税関でいろいろとクレームをつけてわいろを要求したり、ルールが急に変わって渡せないとか、高い関税がかかるなどは良くあります。

そのため、日本から送る際には「Donation for Children 」の大きなステッカーを目立つように数枚貼ったりと、
いろいろ工夫しているのですが、100%関税で止められないようにすることは難しいです。

今回も、YWAMさんのご協力を得て、YWAMさんの押印した資料を後日提出し、1週間後にようやく1箱受け取れましたが、残りの1箱は、サラハウス訪問から3週間経った現在もまだ受け取れていません

海外支援の場合、送料と税関が2つの大きな問題となっており、海外支援の量やスピードが落ちていきます



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タンザニアの孤児院 サラハウス その2 お絵描き大会

タンザニアの孤児院
タンザニアの孤児院 サラハウス その2 お絵描き大会

ご飯ができるまでの間に、お絵描きを行いました。

いつも通り、綿棒と日本から持って行った絵の具を使ってギフトボックスにお絵描きします。

絵の具で絵を描くことが初めての子も多く、戸惑っている子もいましたが、少し教えるとあとは、どんどん自分のイメージで好きな色を使って、絵を描いていきます。

机の上で寝そべったり、床で描いたりと、それぞれのスタイルで絵を描いていきます。

みんな楽しそうに、素敵な絵を描いてくれました♪

絵を描いた後は、ギフトBOXを完成させて、中にお菓子を入れさせて頂きました。

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タンザニアの孤児院 サラハウス その3 持って行ったおもちゃで遊びました。

タンザニアの孤児院
タンザニアの孤児院 サラハウス その3 持って行ったおもちゃで遊びました。

サラハウスを訪問する日程に合わせて、日本から段ボール2箱を送りましたが、届かない!というトラブルがありました。
中には、バッグや衣類など、ママ・ステラの要望に応じた品物が入っていましたが、この日は届けることができませんでした。

※税関で何かの理由で止まりました。その後3週間程度で1箱は受け取れましたが、あと1箱はまだ受け取れていません。

ほんの少しだけ残っていた竹トンボ、縄跳び、ミニカー、お人形などで遊びました。

これらのおもちゃも、要望のあったものです。おもちゃ類が少なく、遊ぶものが不足しているため、男の子は車のおもちゃ、女の子は、髪を結んだりして遊べるお人形が欲しいと要望を受けていました。

ほんの少ししかないため、均等な配布ができず、シェアして遊んでもらいました。

次回支援の際には、人数分に足りるように、送ってあげたいと思っています。

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タンザニアの孤児院 サラハウス その4 地元のマーケットでお買い物

タンザニアの孤児院
タンザニアの孤児院 サラハウス その4 地元のマーケットでお買い物

サラハウスに行く前に、地元のローカルスーパーで、野菜や肉などを買っていきました。

ここでは、みんなでランチを食べるために、サラハウスの子供たちが好きな、スイカとチキンを買いに来ました。

タンザニアの地元の方の市場で、旅行客はもちろん、アジア人はめったに見ないそうで、皆さん珍しがって沢山声をかけてきました。
ジャパニーズだよ。と教えると、皆さん笑顔で、挨拶してくれました。

大きな市場なので、スイカ専用の大きな売り場があります。もちろん、値段は交渉が必要なので、今回アテンドして頂いたカニャさんに交渉して頂いて、スイカを5個買いました。市場のスイカ売りのおじさんが喜んで、写真を撮れとせがまれましたので、撮影した写真を載せておきます。

地元のローカル市場ですので、冷蔵庫などはありません。精肉などはなく、鶏は生きたものを売っています。ここでも交渉して、15羽を買いました 1羽300円くらいです。

購入した鶏は、籠ごと車に運んでもらい、サラハウスで料理して頂きました。

生きた鳥を捌いて調理する事は、日本人から見ると少し残酷なようですが、アフリカでは当たり前の光景です。大人は、鶏を捌けて当たり前という感じでてきぱきと処理して行きます。


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タンザニアの孤児院 サラハウス その5 一緒に、チキン・ランチを頂きました。

タンザニアの孤児院
タンザニアの孤児院 サラハウス その5 一緒に、チキン・ランチを頂きました。

子供たちの生活状況を見て、寄付する支援品を寄贈するために視察。
税関で荷物が止まり、届かなかったので、少しのおもちゃとお絵描きを実施

子供たちは、普段、お肉を食べていない。
そのため、今回はチキンランチを用意することにしました。

お写真の食事がごく一般的な家庭の食事で、ウガリと豆のスープです。
食事は、右手を使って、ウガリをスプーンのような形にして、スープなどをすくって食べます。

多くの場合、主食のウガリ(トウモロコシの粉をお湯で練ったもの)や豆が中心で、ゆとりがあるときに、チキンや魚を添えて食べます。

ウガリは、アフリカ東部での主食で、日本の米のようなものです。トウモロコシの事は、コーンではなくてメヘバと言います。ウガリは、ザンビアやマラウイでは「シマ」といい、言語に伴って呼び方も変わりますが、基本的に同じものです。

チキン、野菜などは、ローカルの市場に買いに行きました。
活気のある市場で、地元の生活を垣間見ることができます。

当然、冷蔵庫などはなくすべてが常温保存なので、チキンは生きたものになります。
さばく手間はかかりますが、子供も大人もチキンが好きなので、とても喜ばれます。

日本では生きたチキンをさばくことは「残酷」と感じる人が多いですが、こちらでは普通の事で、むしろさばけないことが、恥ずかしい事だと思われます。

私たちもできる限りのお手伝いをさせて頂いたあと、美味しくランチを頂きました。

アフリカの味付けは、とてもシンプルです。ウガリは、トウモロコシの粉をお湯で練っただけ、チキンは油で揚げて塩をつけた味付け、豆のスープは、塩とトマトを入れて豆をゆでたものです。

とてもシンプルですが、とても美味しく感じました。
好みにもよりますが、香辛料や香菜などがほぼ入っていないシンプルな味付けは、日本人には、合うと思います。

タンザニアのお母さんたちが作ってくれたチキンは、柔らかくジューシーで、今まで食べたどのチキンよりも美味しいものでした。



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タンザニアの孤児院 サラハウス その6 YWAMの活動について

タンザニアの孤児院
タンザニアの孤児院 サラハウス その6 YWAMの活動について

YWAMは、年に設立されたキリスト教の団体です。

タンザニアで大きな支持を得て、教会での布教活動を行っています。

敷地内に、子供たちの学校も持っており、サラハウスもこの敷地内にあります。

高校や大学への進学支援だけではなく、子供たちが将来技術をもって働けるように、木工技術、ミシンでの裁縫技術、家具つくりなどの様々な技術を教えています。

また問題を抱えたお母さんへの支援も行っており、巨頭症( Big Head ) の子供を持つお母さんが、敷地内で生活する場所を提供しています。

校長先生にお話を聞くことができました。


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Worrd Donation Report ( WDR ) のご紹介

WDRは、世界各地の問題を不用品の寄付を通じて、解決するためのレポートです

World Donation Reportは、世界の国々から、寄付・ボランティア・福祉に関する生の情報をお届けします。

世界のどこかの国で暮らしておられるサポータ様からの、現地の生の声をお届けしていきます。現地の暮らしや環境などをお聞きした上で、現地の問題を解決するためにどのような寄付品が必要か?について、できるだけ深く掘り下げてレポートします。

世界には色々な問題があり、その問題にまっすぐ取り組んでおられる方々はたくさんいます。私たちは、それらの人々の1つ1つの声を受け止めて、「不用品の寄付」を通じて、より具体的な解決策を探し実施していきます。

1つ1つの問題は小さなことに見えても、集まれば大きな世界レベルの問題となります。同じように、目の前の1つの不用品の活用が、集まれば世界レベルの大きな解決策となります。

私たちは、そんな未来を目指して、世界100か国からのレポートをお届けすることを目標にしています。

WDRの目標

WDRレポートを通じて、セカンドライフが実現したい3つの事をまとめました。

  • 不要品で課題解決ができる国々の情報をWDRとして公開する
  • 課題に添った寄付品を集めて、継続的に支援する体制を創る
  • 支援した後の情報も、レポートとして公開する仕組みを創る

不要品で課題解決ができる国々の情報をWDRとして公開する

まず最初に私たちのできる事は、できるだけ多くの国・場所での起きている事と課題を掘り起こして公開していくことです。

どんな問題が、世界のどこで起きていて、何を支援すれば問題解決に繋がるのか?を明確にすることから、全てが始まります。私たちは、できるだけ詳細なレポート作成と継続支援を目指しています。

課題に添った寄付品を集めて、継続的に支援する体制を創る事

次に、課題に添った寄付品を丁寧に仕分けて準備し、継続的に支援していくことです。

多くの国で必要とされるものもあれば、その国独自に希望する支援品もあります。希望されるタイミングや時期も異なります。

毎月、今、必要な情報を整理し、支援品を過不足なく準備していくことは大変ではありますが、とても必要な事です。私たちは、丁寧に情報を整理し、丁寧に寄付品を仕分けて、丁寧に梱包し、継続的に支援するための体制を整えています。

それでも問題は常に生じますので、現場からの声を聴きながら、小さな改善を積み重ねて行き、昨日より今日の方が少しレベルが高い日を積み重ねていきたいと思います。

支援した後の情報も、レポートとして公開する仕組みを創る事

寄付品を送って終わり。ではなく、寄付した品物に対する声なども、どんどん届けていきます。

喜んで頂けた声や様子をお写真、動画、テキストなどでお届けする事や、足りなかった事やもの・課題なども積極的に公開していきたいと思っています。

レポートを通じて私たちが達成したい事です。

  • 寄付の内容を良い部分も課題も公開し、現在の位置を知り、将来に向けて更に改善していく事。
  • 寄付者の方に、自分が寄付したものの第二の人生を知って頂く事。
  • これから寄付して頂く方に、寄付の可能性を知って頂く事。
  • 自分の課題も解決したいと、WDRに参加して頂ける方が増える事。
  • 自分もWDRに協力したいと、サポートして頂ける方が増える事。

WDRレポーターさんを募集しています

世界の各地で、色々な問題を抱えておられる皆様がおられると思います。

ぜひ、WDRレポーターに参加して、私たちと一緒に問題解決を目指しませんか?

現地の貧困に苦しむ子供たち、若者の就職・犯罪・薬などの問題、目の前で起きている戦争、そんな過酷な現実もあれば、子供たちの教育・遊びに関すること、ママさんたちの子育て・生活支援に関わること、働く人たちがより豊かに生活できるサポートなど、問題にも大小色々な種類があります。

どんな問題でも、具体的な解決には目の前の小さな1つの行動を積み重ねるしかありません。だから私たちは、問題の大小を差別しません。アフリカで飢餓や戦争に苦しむ子供たちも、豊かな国で子育てに悩むママさんも、同じ1つの問題だと捉えています。

自分の行動で1つの小さな笑顔を生み出したい。という思いさえあれば大丈夫です。ぜひ、一緒に行動していきましょう。

私たちにできることは、「継続的な不用品の寄付活動」を通じて、1つ1つの笑顔を積み重ねて、世界各地の問題の解決に貢献することです。

だから私たちは、世界のどこでどのような問題があるのか。を知りたいと思っています。その問題と解決策を考えて、日本の皆様に知ってもらうこと。まずはそこから始めたいと思っています。

世界の各地で、問題を抱えている皆様、目の前の問題を日本の人々に知ってもらい、援助を得たいと考えている皆様、私たちのWDR( World Donation Report )に、レポーターとして参加しませんか?

大きな団体でも、個人様でも問題ありません。
一緒に、世界の課題を1つづつ、解決していきましょう。

WDRサポーターさんを募集しています

セカンドライフでは、WDRサポーターさんを募集しています。

私たちは、モノを届ける事によって、その国の解決する事にチャレンジしています。 しかし、どこの国でも「 物品の輸送コスト 」に関する課題を持っておられます。 そのため、帰国のたびに手荷物で少しづつ持ち帰る。というような草の根運動を行っておられる方が多いです。

セカンドライフでは、この問題を解決するために、下記のお手伝い( ボランティア )を行って頂ける方を募集しています。

  • 支援を必要とする団体のいる都市に行く予定のある方で、手荷物で物資を届けて頂ける方
  • 支援を必要とする団体のお近くの都市にご商売で荷物を送る予定のある方で、空きスペースに支援物資を載せて頂ける方

支援物資は、セカンドライフで選別し梱包したうえで、WDRサポーター様の下へ、支援品のリスト+写真と一緒にお届けします。

現地の受け取り担当の方と、WDRサポーター様のコンタクトに関しては、当初はセカンドライフの方でサポートいたします。 最終的な現地での受け渡しについては、当事者それぞれの許可を頂いた上で、連絡先交換を行って頂き受け渡しを行って頂きます。

現地への持ち込み手荷物用のバッグは、セカンドライフの方で用意します。

中古のスーツケースに、支援物資を入れて梱包した状態でWDRサポーター様の下へとお届けします。 行先、交通手段を理解したうえで、持ち込める手荷物の大きさ・重量内ので準備し、WDRサポーター様の下へと宅配便でお届けいたします。 WDRサポーター様は、そのスーツケースと一緒に出国して頂き、到着した空港から支援地へとお荷物を発送して頂きます。

現在、マレーシア、ザンビア、ブータン王国、コンゴ民主共和国、タイ、フィリピンなどに出発される方を募集しています。

もし、ご興味がありましたら、まずはお気軽にお問い合わせください。

情報提供元 REVIEWER / 著者 WRITER

WRITER NPO法人グッドライフ

ホームページ : https://goodlife-npo.org/

NPO法人グッドライフは、不用品のリユースを通じて、世の中の課題解決を行う事を目的としたNPO法人です。不用品を笑顔につなげるためのサービス、セカンドライフ、にこっとを運営しています。「寄付の見える化」に挑戦中です!