セカンドライフを運営するNPO法人グッドライフは、寄付の見える化の仕組み創りを進めています。このページでは、寄付の見える化でやりたい事を、5つのステップに分けてご紹介していきます。
見える化 ( = Visualization )という言葉は、1988年にトヨタ自動車の岡本渉氏が、ご自身の論文である「生産保全活動の実態の見える化」の中で、初めて使った言葉です。
見える化とは、企業の中の活動を図や数字や写真などを使って「視覚的に分かりやすく」して、「関係者で共有」できる仕組みのことです。
感覚的に捉えていた問題や課題を客観的に捉えやすくなるという特徴がありますので、今では、農業や漁業など、様々な産業で利用されています。
寄付に関しては、対象範囲が広いため、見える化が難しい分野であり、寄付の見える化はあまり進んでいないのが現状だと、私たちは思っています。
私たちは、2011年から歩んできた寄付業界のパイオニアとして、寄付の見える化の仕組み創りを、組織の目標として行って行きます。
私たちの考える、寄付の見える化の全体の流れ図です。
次の章では、5つのステップを1つづつ、説明していきます。
寄付の見える化の5つのステップについて、各ステップを細かく説明していきます。
セカンドライフが寄付の見える化を進めるために実施している具体的なアクションについて、1つづつご説明させて頂きます。
到着した寄付品のお写真を撮影して、ホームページに掲載しています。
ホームページを見て寄付のお申込みを行って頂いた方々のお荷物が到着した際に、必ずメールでご連絡差し上げています。寄付品がちゃんと到着したことを知り、ご安心頂くためです。
次に、到着したお荷物の仕分けを行う際に、お写真を撮影しています。撮影したお写真に簡単なコメントを入れたものを、ホームページで公開しています。そのページは、寄付者の方にメールでお送りさせて頂いております。
※以前は、全てのお荷物のお写真を撮影していましたが、作業量増加のため、現在は一部のみとさせて頂いております。
写真には労力とコストがかかりますが、私たちはサービス開始当時よりずっと継続して写真撮影を行っています。撮影を継続して実施している理由は下記になります。
企業様向けのサービスとして、リサイクル証明書を発行させて頂いております。
これは、企業様からのお荷物が無事に到着し、セカンドライフがきちんと受領しました。という事を、証明するための資料です。
社内決済や社内回覧、報告書などにご利用いただける資料です。
にこっとは、SNSを利用した里親探しのサービスです。
寄付されたお品物を手にして喜んでいる人たちのお姿を、寄付して頂いた方に見て欲しいと思い、立ち上げたサービスです。
寄付してくれた人、寄付された人、それを見ている人が思わず、'にこっと'なれるサービスを目指しています。
国内・海外にセカンドライフから寄付を行った事例、企業から寄付して頂いた事例、各種団体、自治体などとコラボレーションした事例、学生さんへの講演やディスカッションなどを、記事としてまとめています。
セカンドライフと、各種団体様・個人様とのコラボレーションには、色々な形がありますので、わかりやすく見て頂ければと思い公開させて頂いております。すべての案件は公開できませんので、一部のみ抜粋して公開しています。
World ( 世界各地からの ) Donation ( 寄付の ) Report ( 報告書 )は、世界の各地の問題を現地サポーターさんにご報告して頂いたレポートです。世界のどこで、どんな問題が起きていて、何を支援する事でその問題が解決できるのか?を、まず知るためのレポートになります。
このレポートから、核問題の支援のために具体的に必要な支援品のリストが生まれて、セカンドライフのホームページ上に公開されていきます。それを見た支援者さんからの寄付品もホームページで公開しています。
そして、その寄付品が現地に届き、使われている様子をまたお届けしていきます。
下記は一例です。
ホームページ : https://goodlife-npo.org/
NPO法人グッドライフは、不用品のリユースを通じて、世の中の課題解決を行う事を目的としたNPO法人です。不用品を笑顔につなげるためのサービス、セカンドライフ、にこっとを運営しています。「寄付の見える化」に挑戦中です!