No 719 貧しくてもおしゃれしたい ♪ | 子供たちが未来予想図を描けるように
オランゴ島で、アイドルグループを作る企画を、マシンガンズの滝沢さんと、共同で行いました。
ここでは、その背景、どんな想いでこのプロジェクトを実施したのか?について、お話しさせていただきます。
※ もし、このプロジェクトについてご存じない方は、まずこちらをご覧ください。
>> 続 まりんかが行く その1 ふたたび、オランゴ島へ
>> 続 まりんかが行く その8 Second Ware Wave のミュージックビデオ
プロジェクトへの「セカンドライフの想い」
今回、アイドルプロジェクトを実施したオランゴ島の人たちは、フィリピンの中でも貧しい地域の人々です。
離島で、昔ながらの産業・仕事しかない地域で、人口増加に対して仕事が足りず、給与が上がらないまま、物価だけが上がり続けています。
最近では、イラン紛争でのガソリン価格の高騰が、更なる物価上昇を促進しています。
大人たちが、生活で苦しむ姿を見ていて、
子供たちは自分の未来を描きにくい状況です。
何にあこがれて、将来どうなりたいのか。
明確な、自分の未来予想図を描けなくて、立ち止まっている子が多いです。
フィリピンの人々は、いつも明るいです。温暖な気候と豊富なフルーツや魚介類があり、飢えて死ぬことはありません。
天国のような島で、とりあえず明日のご飯が食べられて、家族と仲良く暮らしていければ、みんなハッピーで、うつ病になる人もおらず、みんな幸せそうに生きています。
そんなオランゴ島から、日本に帰って、東京や大阪などの大都市を歩くと、うつむいて、暗い顔をしている人が多いと感じます。途上国の人たちに比べると、綺麗な街で、お金や物は十分にあり、なんでも手に入る生活なのに、不機嫌で不幸せに見える人が多いと感じます。
オランゴの子供たちは、そんな都会とは、正反対のゆったりした時間の中で、のびのびと平穏に、日々を暮らしています。
そんな生活の中で、子供たちは、親の携帯を借りて、YouTube やTicktoc を通じて、外の世界に憧れます。可愛い服を着て、おしゃれな場所に行って、美味しいものを食べてみたい。
身近な人で、そんな生活をした人がほぼいないので、それは単なる憧れで、自分の未来の事だとは思っていません。
もし身近に、憧れる対象になるような人がいたら、自分もやってみたいと思える子が増えるはずです。憧れる存在に近づくために、一生懸命に勉強して街に出てみたい。という気持ちが芽生えます。
将来のために、今何をすべきか? という事を考え始めます。
1人1人の子供たちが、未来予想図を描き始めます。
誤解のないようにお伝えしておきますと、全員がそうなれば良い。と思っている訳ではありません。物質的、金銭的に恵まれている事が、そのまま幸せだとは思っていません。
ただ、
子供たちの可能性を増やしてあげたい。という想いが、セカンドライフの活動の根本にあります。
柔道着、サッカー用品、鍵盤ハーモニカや楽器、お絵描き道具、算数セット、ランドセルや文房具、可愛い洋服などを寄付する活動は、1人1人の子供たちの可能性を広げて、自分だけの自由な未来予想図を描き、将来に夢を持ってもらうための1つの方法です。
貧しい地域の
子供たちの未来に繋がるかもしれない可能性を、寄付品という形でサポートする活動 が、私たちの行っている活動です。
このようなお話をすると、「 お金を渡した方が現地の人々のためになる 」と言われることもあります。
でも本当にそうでしょうか?
私たちは、寄付者の方々の想いに日々触れています。
大切に使ってきたランドセルやぬいぐるみやお洋服を、絶対にゴミにしたくない。世界のどこかで、誰かの役に立てたら、こんなに嬉しいことはない。
そんな想いを、寄付品と一緒に世界中に運ぶ活動は、単に物質的・金銭的な利益を渡しているだけではありません。多くの寄付者の方々の優しくて暖かい気持ちを、寄付品に込めて、現地の人々にお渡ししている活動だと思っています。
そして、この活動は一方的なものではありません。
日本からは、寄付品をお渡ししますが、現地の人々からも大きなお返しがあります。
「ありがとう」という気持ち、喜んでくれている姿、未来を描き始める子供たちの様子をお写真や動画でレポートし、日本の皆様にお届けすることで、日本の寄付者の皆様にも暖かい気持ちの一部をお届けさせて頂いております。
また、日本の子供たちには、もっと世界に目を向けて、貧富の差の事、ごみの事などを、寄付という活動を通じて、身近に感じてほしいと願っています。
今回の「貧しくてもおしゃれしたい ♪」というプロジェクトは、そんな私どもの理念と、エンターテインメントの世界の第一線で活躍し、なおかつ世界のゴミ問題解決に取り組むマシンガンズ滝沢さんの想いが、共振し、実現したものです。
良かった点、悪かった点、色々な想いを取り込みながら、世界のゴミ問題の解決に寄与し、世界の子供たちが1人でも多く、自分だけの未来予想図を描けるように、私たちの活動を進化させていきたいと思っています。
この活動に、1人でも多くの方にご賛同いただき、一緒に活動することができたら、とても幸せに思います。