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2026-03-07 更新

No 666 まりんかが行く その6 イナヤワンのごみ山とスカベンジャー達の今

セカンドライフでは、世界各国のスラムやごみ山の視察なども行っています。都市部の貧困層が、多く住んでいる地域であり、農村部とは異なる貧困の構造を知ることができるためです。

今回は、オランゴ島に渡航する前に、まりんかを連れて行きました。セブの都会型の貧困の現実と、オランゴの農村型の貧困の現実を、知ってほしいと思ったためです。

さて、フィリピンのごみ山には、スカベンジャーと呼ばれる人々が、生活しています。
※最近は、ウェイストピッカーと呼ばれていますが、ここではフィリピンでの通称であるスカベンジャーと記載します。

多くのごみは未分別な状態で、丁寧に分ければ、資源がたくさん含まれています。

このごみ山から、プラスティック、鉄、銅などを選別して、リサイクルしている人々がスカベンジャーです。日本の廃品回収業者さんと近いですね。

フィリピンでは、ごみの分別や焼却などのゴミのエコシステムが、主にコストの問題で、発展していません。なので、スカベンジャーたちのリサイクル資源集めが、ごみを減らすための主力な方法となっています。

これは、途上国やごみを陸上輸送しにくい島国でよく見られる方法です。ケニア、カンボジア、フィジーなどでも、ゴミ山を視察しましたが、ほぼ同じような仕組みで、リサイクルが進められていました。

銅線を焼いたり、危険な廃棄物が混じっていたりと、色々な環境問題が存在しますが、現時点ではそれを許容したうえでのシステムとなっています。

またゴミ山では、リサイクルできる素材だけではなく、食べ残した残飯などの食品などもリサイクルしています。この地域では、パグパグと呼んでいます。ご飯やチキンの骨など拾い集めて、洗ってから、火を通して調理します。

多くの日本人にとっては、「ちょっと引いちゃう」ような事ですが、2026年の今も、当たり前のように行われています。

このようなごみ山で取材を申し込んでも、多くの場合は好意的に取材に応じてくれます。
悪いこと、良くないこと、汚いことだから恥ずかしい。というような日本人が抱きがちな感情はほぼ見られません。

生活のために必要だから、お金を稼ぐために行っている。と、答えてくれます。一日の稼ぎや何がメインで集めているかなども、嫌がらずに教えてくれる人が多いです。

フィリピン人の明るさ、社交性を強く感じると共に、より良い暮らしのための教育の重要性も感じます。

このような「今、現実に行われている事」を知ることで、より大局的な視点で、寄付活動を見ていきたいと思っています。


また、まりんかは、現地の人たちに自分のサーカス芸を披露して、子供にも大人にも、とてもウケていました。
芸は、国境や民族を超えて、みんなを笑顔にするんですね。私たちもエンターテインメントの力を知ることができました。

今後も、寄付活動のレベルアップのために、エンターテインメントの人々とも協力しながら、プロジェクトを進めていきたいと思います。

写真で紹介

セブのイナヤワン地区にあるごみ処理場に、トライシクルで向かいます。
セブのイナヤワン地区にあるごみ処理場に、トライシクルで向かいます。
ごみ処理場の近郊には、リサイクルで生活している人々が沢山住んでいます。
ごみ処理場の近郊には、リサイクルで生活している人々が沢山住んでいます。
ごみ処理場と言っても、ごみを積み上げているだけです。
ごみ処理場と言っても、ごみを積み上げているだけです。
ごみ処理場を歩くまりんか
ごみ処理場を歩くまりんか
ごみ処理場で働くスカベンジャーの人々
ごみ処理場で働くスカベンジャーの人々
パグパグの原料となる廃棄食品を、生ごみから拾い集める人々。
パグパグの原料となる廃棄食品を、生ごみから拾い集める人々。
ごみ処理場の奥地まで歩きます。ハエが凄いです。
ごみ処理場の奥地まで歩きます。ハエが凄いです。
ごみ処理場に隣接するスカベンジャーたちの村です。
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ごみ処理場に隣接する村の子供たち
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