タンザニアの孤児院「サラハウス」
約80名の孤児が暮らしています
認定 NPO法人グッドライフは、寄付の見える化に挑戦中!
認定 NPO法人が、寄付の見える化に挑戦中!
タンザニアの孤児院「サラハウス」
約80名の孤児が暮らしています
サラハウスは、キリスト教会である、YWAMの敷地内にあります。
ステラさんが始めた孤児院で、現在は80名ほど在籍しています。
親が死んだり捕まったりして親のいない子供、ドメスティックバイオレンスから逃げてきた子供、捨てられた子供など、
様々な背景の子供たちがいます。
みんな元気に遊んでいますが、やはり心のどこかに傷を抱えています。
入所当時は、暗い子が多いそうですが、3か月くらいたつとなじんで、明るく過ごしているそうです。
今は、支援の輪が広がって、特に食料はあまり不足しなくなったそうですが、以前は食料が常に不足していいて、ご飯を食べれない日もあったそうです。
一番長いときは、5日ほど、何も食べられずお祈りをして過ごしたそうです。
現在は、基本的な食料は足りているそうです。ただ、お肉などはあまり食べられず、主食のウガリ(トウモロコシをお湯で練ったもの)と豆のスープなどの野菜が基本です。
なので、今回は、ランチにみんなが好きだというチキンを買っていきました。
生活物資は、常に不足しています。事前に女性ものの下着、バッグ、おもちゃ、シーツなどの要請を受けており、
出発前にゆとりを見て、段ボール2箱分のバッグや女性下着を送ったのですが、税関で足止となり期日までに届きませんでした。
理由は、正確にはわかりませんが、内容の検査が必要とのことです。
海外の特にアフリカではよくある事ですが、税関でいろいろとクレームをつけてわいろを要求したり、ルールが急に変わって渡せないとか、高い関税がかかるなどは良くあります。
そのため、日本から送る際には「Donation for Children 」の大きなステッカーを目立つように数枚貼ったりと、
いろいろ工夫しているのですが、100%関税で止められないようにすることは難しいです。
今回も、YWAMさんのご協力を得て、YWAMさんの押印した資料を後日提出し、1週間後にようやく1箱受け取れましたが、残りの1箱は、サラハウス訪問から3週間経った現在もまだ受け取れていません
海外支援の場合、送料と税関が2つの大きな問題となっており、海外支援の量やスピードが落ちていきます
ご飯ができるまでの間に、お絵描きを行いました。
いつも通り、綿棒と日本から持って行った絵の具を使ってギフトボックスにお絵描きします。
絵の具で絵を描くことが初めての子も多く、戸惑っている子もいましたが、少し教えるとあとは、どんどん自分のイメージで好きな色を使って、絵を描いていきます。
机の上で寝そべったり、床で描いたりと、それぞれのスタイルで絵を描いていきます。
みんな楽しそうに、素敵な絵を描いてくれました♪
絵を描いた後は、ギフトBOXを完成させて、中にお菓子を入れさせて頂きました。
サラハウスを訪問する日程に合わせて、日本から段ボール2箱を送りましたが、届かない!というトラブルがありました。
中には、バッグや衣類など、ママ・ステラの要望に応じた品物が入っていましたが、この日は届けることができませんでした。
※税関で何かの理由で止まりました。その後3週間程度で1箱は受け取れましたが、あと1箱はまだ受け取れていません。
ほんの少しだけ残っていた竹トンボ、縄跳び、ミニカー、お人形などで遊びました。
これらのおもちゃも、要望のあったものです。おもちゃ類が少なく、遊ぶものが不足しているため、男の子は車のおもちゃ、女の子は、髪を結んだりして遊べるお人形が欲しいと要望を受けていました。
ほんの少ししかないため、均等な配布ができず、シェアして遊んでもらいました。
次回支援の際には、人数分に足りるように、送ってあげたいと思っています。
サラハウスに行く前に、地元のローカルスーパーで、野菜や肉などを買っていきました。
ここでは、みんなでランチを食べるために、サラハウスの子供たちが好きな、スイカとチキンを買いに来ました。
タンザニアの地元の方の市場で、旅行客はもちろん、アジア人はめったに見ないそうで、皆さん珍しがって沢山声をかけてきました。
ジャパニーズだよ。と教えると、皆さん笑顔で、挨拶してくれました。
大きな市場なので、スイカ専用の大きな売り場があります。もちろん、値段は交渉が必要なので、今回アテンドして頂いたカニャさんに交渉して頂いて、スイカを5個買いました。市場のスイカ売りのおじさんが喜んで、写真を撮れとせがまれましたので、撮影した写真を載せておきます。
地元のローカル市場ですので、冷蔵庫などはありません。精肉などはなく、鶏は生きたものを売っています。ここでも交渉して、15羽を買いました 1羽300円くらいです。
購入した鶏は、籠ごと車に運んでもらい、サラハウスで料理して頂きました。
生きた鳥を捌いて調理する事は、日本人から見ると少し残酷なようですが、アフリカでは当たり前の光景です。大人は、鶏を捌けて当たり前という感じでてきぱきと処理して行きます。
子供たちの生活状況を見て、寄付する支援品を寄贈するために視察。
税関で荷物が止まり、届かなかったので、少しのおもちゃとお絵描きを実施
子供たちは、普段、お肉を食べていない。
そのため、今回はチキンランチを用意することにしました。
お写真の食事がごく一般的な家庭の食事で、ウガリと豆のスープです。
食事は、右手を使って、ウガリをスプーンのような形にして、スープなどをすくって食べます。
多くの場合、主食のウガリ(トウモロコシの粉をお湯で練ったもの)や豆が中心で、ゆとりがあるときに、チキンや魚を添えて食べます。
ウガリは、アフリカ東部での主食で、日本の米のようなものです。トウモロコシの事は、コーンではなくてメヘバと言います。ウガリは、ザンビアやマラウイでは「シマ」といい、言語に伴って呼び方も変わりますが、基本的に同じものです。
チキン、野菜などは、ローカルの市場に買いに行きました。
活気のある市場で、地元の生活を垣間見ることができます。
当然、冷蔵庫などはなくすべてが常温保存なので、チキンは生きたものになります。
さばく手間はかかりますが、子供も大人もチキンが好きなので、とても喜ばれます。
日本では生きたチキンをさばくことは「残酷」と感じる人が多いですが、こちらでは普通の事で、むしろさばけないことが、恥ずかしい事だと思われます。
私たちもできる限りのお手伝いをさせて頂いたあと、美味しくランチを頂きました。
アフリカの味付けは、とてもシンプルです。ウガリは、トウモロコシの粉をお湯で練っただけ、チキンは油で揚げて塩をつけた味付け、豆のスープは、塩とトマトを入れて豆をゆでたものです。
とてもシンプルですが、とても美味しく感じました。
好みにもよりますが、香辛料や香菜などがほぼ入っていないシンプルな味付けは、日本人には、合うと思います。
タンザニアのお母さんたちが作ってくれたチキンは、柔らかくジューシーで、今まで食べたどのチキンよりも美味しいものでした。
YWAMは、年に設立されたキリスト教の団体です。
タンザニアで大きな支持を得て、教会での布教活動を行っています。
敷地内に、子供たちの学校も持っており、サラハウスもこの敷地内にあります。
高校や大学への進学支援だけではなく、子供たちが将来技術をもって働けるように、木工技術、ミシンでの裁縫技術、家具つくりなどの様々な技術を教えています。
また問題を抱えたお母さんへの支援も行っており、巨頭症( Big Head ) の子供を持つお母さんが、敷地内で生活する場所を提供しています。
校長先生にお話を聞くことができました。
ホームページ : https://goodlife-npo.org/
NPO法人グッドライフは、不用品のリユースを通じて、世の中の課題解決を行う事を目的としたNPO法人です。不用品を笑顔につなげるためのサービス、セカンドライフ、にこっとを運営しています。「寄付の見える化」に挑戦中です!